ダンスインザダークが死亡【菊花賞馬】動画でレースを振り返る
トップ画像引用:prc.jp
菊花賞馬ダンスインザダークが亡くなったというニュースが飛び込んで来ました。
フサイチコンコルドとともに1996年のクラシックを盛り上げた名馬が27歳でこの世を去ることになりました。
フサイチコンコルドと名勝負を繰り広げたダービー、菊花賞を動画で振り返ってみましょう。
この記事の目次
目次
ダンスインザダークのプロフィール
画像引用:Wikipedia
ダンスインザダークの父はサンデーサイレンス、母の父はニジンスキーと、
サンデーサイレンスにノーザンダンサー系の交配で生まれた産駒になります。
ダンスインザダークは、サンデーサイレンスの2世代目産駒になります。
プロフィール
- 名前:ダンスインザダーク
- 生年月日:1993年6月5日
- 死没:2020年1月2日(27歳没)
- 父:サンデーサイレンス
- 母の父:ニジンスキー
- 生産:社台ファーム千歳
- 調教師:橋口弘次郎
- 主戦騎手:武豊
- 通算成績:8戦5勝
ダービーと菊花賞
ダービー
トライアルのプリンシパルステークスに快勝して、一番人気で臨んだダービーでした。
直線に入って後続馬を突き放しそのままゴールインかというところでしたが、外から追い込んできたフサイチコンコルドにゴールまで交わされ、クビ差の2着で敗れることとなります。
フサイチコンコルドはデビューからたった3戦でのダービー制覇となりました。
菊花賞
トライアル・京都新聞杯を快勝して臨んだクラシック最後の菊花賞。
ここでも1番人気に推されます。
第3コーナーから最終コーナーにかけて、前がふさがりますが、うまく外に持ち出し一気の先頭の馬をさして見事に優勝を飾ります。
上がり3ハロンは33秒8という破格のタイムでした。
最後の直線の追い込みがとても印象的なレースでした。
菊花賞の後、屈腱炎を発症している事が判明し、そのまま引退することになります。
さいごに
ダービー、菊花賞とダンスインザダークと名勝負を繰り広げたフサイチコンコルドは2014年に亡くなっています。
また、ひとつの時代を気づいた名馬がなくなるのは寂しい気がしますね。
社台スタリオンステーション事務局の徳武英介氏はダンスインザダークの死亡を受けて次のようにコメントしています。
1月2日の晩(1月2日21時30分)、当スタリオンで功労馬として繋養しておりましたダンスインザダークが老衰による起立不能で死亡いたしました。
サンデーサイレンスの2世代目産駒で、競走馬としても種牡馬としてもサンデーサイレンス系の繁栄を牽引してくれました。
スタッフ一同、感謝の気持ちで一杯です。ご冥福を心からお祈りいたします。
ダンスインザダークのご冥福をお祈りいます。